政策
村上しほが取り組む街づくりにおける政策です。
住民の皆さまとの対話の中で見えてきた課題や対策を随時更新しております。
わかりやすくするために項目ごとにまとめていますが、それぞれは互いに連動し、ひとつが実現してゆけば、他の目標の達成もより可能性が高まってゆきます。それぞれを達成してゆくことで、より進んだ、豊かで、安心できる街づくりの基盤が整えてゆきます。
優しい政治、いたわり合うコミュニティ
障がい者の学習、生活、就職支援を拡充し、低所得者や単親世帯、病気など様々な困難を抱える人々へのケアとサポート体制を強化します。さらに個々人が尊重されるコミュニティを目指します。
(具体的な政策)
★様々な障がいへの理解と対応を推進します。
★障がい者の自立支援と社会参加を促進します。
★介護・福祉・保育で働く人の処遇改善や家族のサポート体制構築を進めます。
★公共施設における身体が不自由な方への配慮と設備を充実させます。
★低所得者への生活費や家賃の補助を拡充します。
★介護・福祉の現場で働く人の声を行政に反映し、処遇改善を図ります。
★高齢者が一人でも生活できる地域の福祉ネットワークをさらに充実させます。
★ジェンダー教育、LGBTQ教育を推進します。
子育て、教育環境の一層の充実
子育て世代への支援の拡充を進めるとともに、親も子どもたちも安心できる豊かな成長の場を創ります。特に小中学校の給食費の保護者負担の無償化やオーガニック給食の早期実現を求めます。またIT技術の教育現場での有効な活用を支援します。
★小中学校の給食無償化を実現し、オーガニック給食の導入を検討します。
★地域の交流の場を兼ねた子ども食堂や学習サポートなど、地域ぐるみで子どもたちを見守る環境を創ります。
★不登校児や障害をもつ児童の支援施設の充実、フリースクールの実現を目指します。
★小中学校の校内フリースクールの設置と民間フリースクールに通う子への助成。
★家庭内暴力や児童虐待、ヤングケアラー問題などへの対策を進めます。
★子育て支援をさらに充実させます。
★教育・保育の現場の声を行政に反映し、処遇改善を図ります
★一人親家庭への精神的・物的支援をさらに充実させます。
★金銭的に塾に通えない子どもたちなどを対象とした学習支援や子ども食堂を運営するNPOを支援します。
高齢者が安心して過ごせる街
高齢化社会へのより一層の対応を進めます。介護を受ける人、介護をする人への支援体制を拡充するとともに、高齢者が急速に進むデジタル化の中で取り残されることがないよう対策を進めます。
★高齢者が一人でも生活できる地域の福祉ネットワークをさらに充実させます。
★高齢者の移動手段の確保、生活必需品購入の便宜を図ります。
★高齢者、子どもたちを中心とした地域ごとのコミュニティを時代に合わせつつ再生します。
★様々な手続きのデジタル化の中で、高齢者が取り残されないよう、講習会を開くだけでなく、
以前からの方法でも手続きできるよう努めます。
持続可能な循環型社会の実現
環境問題に取り組むとともに、再生可能エネルギーをより一層推進します。東海第二原発再稼働については、本当に子どもたちや次世代のためになる方向性とは何かを、住民の意思で決めることができるよう尽力します。
★フードバンクの活用や様々なシェアリング、リサイクルを推進します。
★地産地消を基本とし、地域に根ざした産業・商品開発・サービスを支援します。
★ソーラーシェアリングなど再生可能エネルギーの導入、電力の地産地消を推進します。
★他の地域や他の国での先進的な環境保全の取り組みに学び、東海村で何ができるかを模索し、実行します。
★東海第二原発の再稼働に関しては、何よりも大切な住民の命および財産、環境を守ることを最優先とし、その安全性や事故が起きた際の避難計画の実効性を厳しく検証します。
食の安全、農業を守る
農業従事者の高齢化や担い手不足など、日本の農業の問題は待ったなしです。食の安全と農業従事者への支援は持続可能な社会には必須です。特に農作物の地産地消を進めるとともに、有機農業と学校給食の連携を進めます。
★農業従事者への手厚い補助を進めます。
★農業の新たな担い手への支援体制を拡充します。
★農業に取り組みたい人と農地を貸し出したい人をつなげる体制を整えます。
★有機農業の取り組みとその消費先としての学校給食の連携の仕組みをつくります。
★市民農園と食育の連携:農園や地元で採れた作物を使った料理教室や食事会を実施します。
★東海村のオーガニックビレッジ宣言を実現します。
*オーガニックビレッジ宣言は農林水産省が支援する取り組みです。これまでに全国91市町村が宣言しており、茨城県
では、常陸大宮市が2023年11月に県内で初めてオーガニックビレッジ宣言を行いました。
地域に根ざす経済活動の活性化
いかにお金を得られるかだけでなく、いかに豊かな循環を創れるかに重点を置きます。他の市町村や海外の成功例などから積極的に学び、生産者、販売業者、消費者の間の好循環を生み出すシステムを構築します。
★地元の生産者と消費者とをつなぐマルシェや市の開催を支援します。
★地域に根ざした新たな産業を支援し、村内の雇用を増やします。
★スーパーやコンビニエンスストアが少ない地区、高齢化が進む地区に地域に根ざした販売店を誘致するとともに、地域の
特性を生かした活気ある街づくりを進めます。
国際的で魅力的な街づくり
東海村には、国際的な研究拠点であるJ-PARCがあります。その利点を生かし、地元の教育や産業の活性化につなげてゆきます。また他の地域や国々での取り組みから学び、より魅力的な街づくりを進めてゆきます。
★飲食店の食の多様性(例えば、メニューの一部に動物性の食材を使用しないメニューを加えるなど)への対応を支援します。
★姉妹都市間交流をさらに多様化・活性化します。
★村内在住の外国人居住者や一時滞在者と交流する機会、交流の場を創ります。
★村内の地域ごとの課題を洗い出すとともに、特に日常生活において不便さを抱える取り残された地域が抱える問題に対処し、地域間格差を是正します。
動物にも自然にも優しい世界
自然環境保全や動物愛護の意識を深めるとともに、動物愛護活動への支援を進めてゆきます。様々な分野でのエコロジカル、エシカル*(倫理的)な取り組みを応援します。(*エシカル=倫理的:「人や社会、地域、環境などに優しいモノ」を購入する消費行動やライフスタイル)
★犬猫のさっ処分0実現に取り組みます。
★動物保護活動を推進、支援します。
★地域猫活動の支援を支援します。
★アニマルライツやアニマルウェルフェアを学ぶ機会を創ります。
★容器のリサイクル(徳島県上勝町)などの取り組みを支援します。
★エシカル消費を推進します。
(参考)エシカルいばらき:地球にやさしい消費行動