プロフィール
1972年 東海村に生まれる(三人姉妹の長女・実父は元村長村上達也)
東海村立石神小学校 卒業
東海村立東海中学校 卒業
茨城県立水戸第一高等学校 卒業
東京女子大学現代文化学部 卒業
筑波大学大学院地域研究研究科 修了
一橋大学大学院社会学研究科 修了
博士号取得(2017年、社会学博士)
立命館大学言語教育センターにて2008年4月から2019年3月まで中国語教育を担当
明治学院大学キリスト教研究所にて2021年6月から2023年3月まで客員研究員
現在は筑波大学グローバルコミュニケーション教育センターにて中国語の非常勤講師
現代中国における宗教政策、キリスト教の状況について研究
著書に『上海におけるプロテスタント-現代中国の都市と宗教空間の変遷』(2020年、勉誠出版)
合気道 初段
裏千家茶道 初級
旧HSK(漢語水平考試)8級
英検 準1級
著書
『上海におけるプロテスタントー現代中国の都市と宗教空間をめぐる変遷』(2020年 勉誠出版)
これまでの経験
大学院では地域研究、人類学を専攻
地域研究では特定の地域を歴史、文化、政治、社会、経済などから総合的に理解する方法を学び、
特に高校生だったころから強い関心を持っていた中国を対象に研究を始めました。
その後一橋大学の修士課程に進学し、足羽與志子教授の元で人類学を学び始めました。
人類学を通して他者および異文化を理解する方法と姿勢、そしてフィールドワークによって
直接的に現地の人々や文化・社会を知るための経験を積んできました。
この経験は、東海村という私自身のふるさとを理解するのにもおおいに役立つと考えています。
今は多くの住民の方々と会って、お話をすることを通して、東海村の状況や住民の皆さまの
思いを理解するとともに、同じ場に生きる一員として希望あふれるコミュニティをともに
つくってゆきたいと考えています。
人と人の間の直接的な交流を通して他者を知り、
互いに理解を深める大切さ
上海での留学、調査
研究に必要な語学スキルや専門知識を学ぶため、1998年から1999年、
そして2002年から2004年にかけて中国の上海市にある復旦大学、
そして華東師範大学に留学しました。
そこで語学を身に着けるとともに、研究対象である上海市内の教会などで調査を行いました。
また大学院を修了したのちは、文部科学省の科学研究費などを得て
上海市や北京市において、中国共産党政府による宗教管理政策の下での
キリスト教会の状況について調査・研究を続け2017年に博士号を取得しました。
「信仰の自由」だけでなく思想や行動が様々な形で制限されている中国の状況は、
人権、民主主義を守ることの大切さを私に見せてくれました。
同時に、そのような状況でも経済や技術が急速に発展し、それが人々の
生活を大きく変化させている中国都市部での滞在は、日本も向かうであろう
未来の社会を垣間見る機会でもありました。
外から見える日本の長所と弱点
グローバルな視点とローカルな視点の両方から東海村を考える
2019年3月、パデュー大学(米インディアナ州)での学会発表にて
現在、京都で家族になった三匹の保護猫と暮らしています。